Snagit の基本設定 – Windows

思いどおりにキャプチャ、編集、共有、保存できるようにするため、Snagit の設定を確認します。

Snagit 3D icon

このチュートリアルには、以下の内容が記載されています。

メモ: Mac ユーザーは、「Snagit の基本設定 – Mac」を参照してください。

Snagit キャプチャの環境設定

Snagit for Windows でキャプチャの環境設定を開くには、[ファイル] メニュー > [キャプチャの環境設定] を選択します。

[全般] タブ

オプション説明
Windows 起動時に Snagit を実行コンピューターの起動時に Snagit を実行します。
キャプチャ インターフェイスのオプション
  • キャプチャ ウィンドウ: すべてのキャプチャ設定と、すばやくキャプチャするためにカスタマイズしたプリセットが表示されます。
    キャプチャ ウィンドウ
  • キャプチャ ウィジェット (以前の [ワンクリック] タブ): すばやくキャプチャするためのオプションを画面の端に固定したタブとして表示します。青いバーの上にカーソルを置くと、ウィジェットが表示されます。ウィジェットをドラッグして、画面の上または横に沿って再配置できます。
    キャプチャ ウィジェット
Snagit テーマドロップダウンから [ライト] または [ダーク] を選択して、Snagit インターフェイスのカラー テーマを選択します。
[ライト] と [ダーク] のカラー テーマ
更新プログラムの有無を自動的に調べるインターネットに接続すると自動的に Snagit の最新バージョンを確認します。
匿名で使用状況のデータを送信するTechSmith が将来のバージョンを改善するのに役立てるため、Snagit の使用状況に関する匿名データを送信します。使用状況のレポートについては、TechSmith の Web サイトで詳しく説明しています。
通知以下のオプションから、どの通知を受信するかを選択します。
  • 通知を表示しない
  • ヘルプ通知のみ表示
  • ヘルプと TechSmith のプロモーションを表示: ヒントやコツ、TechSmith のセールスやオンライン セミナーに関する情報、その他のプロモーション メッセージなどを受け取ります。

メモ: 通知を有効にするには、[匿名で使用状況のデータを送信する] オプションが選択されている必要があります。

[キャプチャ] タブ

オプション説明
キャプチャ時に Snagit を非表示にし、完了したキャプチャから Snagit コントロールを削除キャプチャを開始すると、Snagit はキャプチャ ウィンドウと Snagit Editor を非表示にします。

キャプチャした画像やビデオからは、録画ツールバー、コントロール、プレビューが削除されます。
システム ツールからコピーしたスクリーンショットを開くSnipping Tool や Snip & Sketch などのシステム ツールを使ってキャプチャしたスクリーンショットを Snagit Editor で開くことができます。
拡大鏡を表示拡大鏡は、キャプチャする範囲を選択する際に、ピクセル単位で正確にキャプチャするために役立ちます。
キャプチャの拡大鏡
キャプチャ中に拡大鏡を非表示にするには、M キーを押します。
シンプルな十字線キャプチャ性能を向上させるため、シンプルな十字線を表示します。
スクロール キャプチャには [開始] ボタンが必要スクロール キャプチャ (以前のパノラマ キャプチャ) の場合、このオプションを有効にするとスクロール キャプチャが自動で開始され、このオプションを無効にすると、スクロール キャプチャを開始する前に [開始] ボタンのクリックが必要になります。
マイクのミュート時にアラートを表示マイクに向かって話しているのにマイク音声の録音がオフになっていることを Snagit が検出すると、ビデオ録画ツールバーにアラートが表示されます。
ビデオ録画を自動で開始ビデオの録画範囲を選択した後で、自動的にビデオの録画を開始します。

デフォルトでは、このオプションは無効になっています。録画を開始するには、録画ボタンをクリックする必要があります。
ビデオの秒読みを表示ビデオの録画を開始する前に 3 秒間のカウントダウンを表示します。
1 台のモニターで全画面録画する際にコントロールを最小化単一のディスプレイで全画面を録画する場合、Snagit は最小化された画面の描画一時停止Web カメラのコントロールを表示します。クリックしてドラッグすると、コントロールを別の場所に移動できます。
キャプチャを 1920 x 1080 に縮小 (推奨)ビデオ録画をより小さいサイズに縮小します。オリジナルの録画サイズによってサイズが異なる場合があります。

ビデオの画質が気になる場合は、このオプションを無効にしてみてください。この機能を無効にすると、テキストやグラフィックはより鮮明に表示されますが、ビデオのファイル サイズやビデオ サイズが大きくなる場合があります。
Web カメラを有効にするカメラの映像を録画するために、内蔵または接続されているカメラ デバイスを選択します。詳細については、「Snagit でビデオを録画する」を参照してください。
ハードウェア アクセラレータによる録画を無効にするこのオプションを選択すると、ハードウェア モードではなくソフトウェア モードで録画されます。ビデオ録画に問題がある場合は、このオプションが適しています。
ビデオ品質ビデオ録画の品質を選択します。ビデオの品質を高くすると、ファイル サイズが大きくなる場合があります。
プリンター キャプチャの設定アプリケーションの印刷オプションを使用して、アプリケーションから Snagit Editor にコンテンツを送信します。

Snagit Editor を出力先プリンターとして設定するには、次の手順を実行します。
  1. [プリンター キャプチャの設定] をクリックします。
  2. [選択のプロパティ] ダイアログが開きます。[Snagit プリンター] タブで [Snagit 2024] を選択するか、[Snagit プリンターを追加] をクリックします。
  3. [プロパティ] ボタンをクリックして、プリンター出力の設定を編集します。
  4. [OK] ボタンをクリックします。
他のアプリケーションで [ファイル] > [印刷] を選択すると、印刷先のリストに Snagit 2024 が表示されます。

[ホットキー] タブ

ホットキー コマンドの一部を変更できます。

  1. 目的のショートカットを選択します。
  2. Snagit を実行中にショートカットが他のアプリケーションと競合しないようにするには、[他のホットキー割り当ての上書きを Snagit に許可] チェックボックスをオンにしてください。
  3. [OK] をクリックします。

デフォルト ホットキーの完全なリストを表示するには、「Snagit ホットキー ガイド」を参照してください。

Snagit Editor の環境設定

Editor の環境設定を開くには、 Snagit Editor で [編集] メニュー > [Editor の環境設定] を選択します。

[全般] タブ

オプション説明
Snagit テーマドロップダウンから [ライト] または [ダーク] を選択して、Snagit インターフェイスのカラー テーマを選択します。
[ライト] と [ダーク] のカラー テーマ
言語Snagit のメニュー、オプション、通知などに使用する言語を選択します。Snagit は、英語、フランス語、ドイツ語、日本語、ポルトガル語、スペイン語に対応しています。
キャプチャ ウィジェットを表示 (以前の [ワンクリック] タブ)すばやくキャプチャするためのオプションを画面の端に固定したタブとして表示します。青いバーの上にカーソルを置くと、ウィジェットが表示されます。ウィジェットをドラッグして、画面の上または横に沿って再配置できます。
オンボーディングを表示初めて機能を選択したときに、新機能の紹介や機能説明のためのポップアップ ウィンドウを表示します。
ツールヒントに追加情報を表示このオプションを無効にすると、最小限のツールヒントが表示されます。
最小限のツールヒントの例

このオプションを有効にすると、詳細なツールヒントが表示され、以下のスタイルを選択できます。
  • テキストのみ: ツールの機能を説明する文章が表示されます。
    テキストによる詳細なツールヒントの例
  • ビデオ + テキスト: ツールの機能を説明する文章と短いループ アニメーションが表示されます。
    ビデオとテキストによる詳細なツールヒントの例
匿名で使用状況のデータを送信するTechSmith が将来のバージョンを改善するのに役立てるため、Snagit の使用状況に関する匿名データを送信します。使用状況のレポートについては、TechSmith の Web サイトで詳しく説明しています。
通知以下のオプションから、どの通知を受信するかを選択します。
  • 通知を表示しない
  • ヘルプ通知のみ表示
  • ヘルプと TechSmith のプロモーションを表示: ヒントやコツ、TechSmith のセールスやオンライン セミナーに関する情報、その他のプロモーション メッセージなどを受け取ります。

メモ: 通知を有効にするには、[匿名で使用状況のデータを送信する] オプションが選択されている必要があります。

[Editor] タブ

オプション説明
Editor ワークスペースの色Editor の背景色を選択します。
Editor の背景色

アプリケーションとキャンバス上でプレビューされるキャプチャのコントラストを高めるには、背景色を変更することをお勧めします。
最近のファイルのサムネール サイズ最近のキャプチャ トレイのサムネールのサイズを変更するには、ドロップダウンから [最近のファイルのサムネール サイズ] > [小]、[中]、[大] のいずれかを選択します。
オブジェクトに合わせてキャンバスを自動で拡大現在の画像より外にオブジェクトを貼り付けたりドラッグしたりした場合、自動的に画像のサイズを大きくします。

メモ: Mac では、このオプションは [詳細] タブで選択できます。

Esc キーで Editor を閉じるSnagit Editor を終了するキーボード ショートカットを Esc キーに設定します。

このオプションはデフォルトでオフになっています。Snagit を終了するには、[ファイル] > [Snagit Editor を終了] を選択します。
カーソル クイック スタイルのポップアップを表示キャンバス上のカーソルの横にツール スタイルのプレビューを表示します。
カーソルのクイック スタイルのポップアップの例
ツールバーのラベルを表示Snagit Editor ツールバーにアイコンとテキスト ラベル、またはアイコンのみを表示します。

テキスト ラベルのあるツールバーとラベルのないツールバー
スペル チェックを有効化OS のスペル チェックを有効にして、吹き出し、テキスト ボックス、テキスト取り込みの出力でスペル ミスのある語を識別します。
スペル チェックの言語ドロップダウンからスペル チェックの言語を選択します。Snagit は以下の言語のスペル チェックに対応しています。
  • 英語 (英国)
  • 英語 (米国)
  • フランス語
  • ドイツ語
  • ポルトガル語
  • スペイン語

[共有] タブ

オプション説明
共有先[共有] ドロップダウン メニューに表示される共有先が一覧表示されます。

共有先をカスタマイズには、次のいずれかを実行します。
  • 共有先を追加するには、共有先の追加ボタン 追加ボタンをクリックして、「以前のバージョンの出力」ページからプラグインをダウンロードします。
  • 共有先を削除するには、クリックして選択し、共有先の削除ボタン 削除ボタンをクリックします。
  • 共有先をカスタマイズするには、クリックして選択し、[オプション] をクリックします (選択可能な場合)。
共有ファイル名やタイトルにキャプチャ元の情報を含めないデフォルトでは、Snagit は共有キャプチャに、Web ページのタイトルやキャプチャしたファイルの名前など、コンテキスト情報を含む名前を自動的に付けます。

このオプションを選択すると、ファイル名からキャプチャ元の情報が除外されます。
  • キャプチャ日時 (デフォルト)
  • カスタム ファイル名 (キャプチャの名前を変更した場合)

[ライブラリ] タブ

オプション説明
トレイ内の最近のキャプチャ数Editor の最近のキャプチャ トレイに表示できるファイル数を設定します。1~200 の数字を入力してください。
新しい画像キャプチャを自動的にライブラリに保存デフォルトでは、新しいキャプチャは自動的に Snagit ライブラリに保存されます。このオプションを無効にすると、未保存のキャプチャは Snagit を閉じたときに閉じられ、削除されます。
新しいビデオ キャプチャを自動的にライブラリに保存デフォルトでは、新しいキャプチャは自動的にライブラリに保存されます。このオプションを無効にすると、未保存のキャプチャは Snagit を閉じたときに閉じられ、削除されます。
ファイルを削除する前に操作を確認Snagit でファイルが削除される前に確認メッセージが表示されます。
Editor を閉じるときにピン留めを外した項目をトレイから削除Snagit を閉じるときに最近のキャプチャ トレイ内のすべてのキャプチャが削除されます。
ライブラリの場所Snagit ライブラリには、画像キャプチャが .snagx ファイルとして、ビデオ キャプチャが .mp4 ファイルとして保存されます。デフォルトでは、ライブラリ ファイルは次のフォルダーにあります: C:\ユーザー\ユーザー名\Documents\Snagit。
  • 場所を表示するには、カーソルを [場所の選択] に合わせます。
  • 場所を変更するには、[場所の選択] をクリックします。詳細については、「Snagit ライブラリの場所」を参照してください。
過去のキャプチャを変換してアクセスするためのプロンプトを表示初めてライブラリを開いたとき、Snagit は以前のキャプチャを SNAG ファイル形式から SNAGX に変換するように促します。[無視して変換しない] を選択した場合、このオプションを選択すると、Snagit の以前のバージョンからキャプチャを変換するためのプロンプトが再度表示されます。
バックアップのインポートSnagit 2021 以前の .snagarchive バックアップファイルをライブラリにインポートできます。

詳細については、「ライブラリを管理する」を参照してください。

[詳細] タブ

オプション説明
常に Editor をバックグラウンドで実行このオプションを有効にすると、Snagit Editor でキャプチャをすばやく開くことができます。有効にすると、Snagit Editor ウィンドウを閉じても、Windows タスク マネージャーで Snagiteditor.exe が実行されたままになります。
切り抜いたコンテンツを削除画像から切り抜かれたコンテンツを自動的に削除します。
貼り付けた画像を自動的にフラット化キャンバスに貼り付けられた画像やオブジェクトを自動的にフラット化します。フラット化すると、貼り付けられたオブジェクトは編集できなくなり、完全に画像の一部になります。
モバイル シェアリングこのオプションを有効にするには、[ファイル] > [モバイル デバイスを接続] でモバイル デバイスを追加し、モバイル デバイスと Snagit の間で画像やビデオを共有できるようにします。
  • 元の画像サイズを維持: Snagit は、Snagit Editor で見やすいようにモバイル画像のサイズを自動的に変更します。このオプションを有効にすると、モバイル画像を元のサイズで読み込むことができます。
  • 接続名: TechSmith Fuse にはそれぞれの接続が保存され、モバイルの画像やビデオを送信する先の Snagit インスタンスを選択できます。Snagit を実行している正しいコンピューターに必ずファイルを送信するため、各接続の名前をカスタマイズすることができます。
デフォルト設定に戻すSnagit の設定と環境設定を元の出荷時の設定にリセットします。

環境設定として保存

[ファイル] メニュー > [名前を付けて保存] を選択したときに優先されるファイル形式を設定します。

  1. [共有] ドロップダウン > [基本設定] > [環境設定として保存] を選択します。
    [共有] ドロップダウンから [環境設定として保存] を開く
  2. 次のオプションのいずれかを選択します。
    • 最後に使用した形式を保存: Snagit は [名前を付けて保存] で前回使用した形式をデフォルトで使用します。ファイル形式は [名前を付けて保存] ダイアログで変更できます。
    • 常にこのファイル形式を使用: Snagit は選択した形式をデフォルトで使用します。

メモ: このチュートリアルは Snagit バージョン 2024 用です。以前のバージョンでは、外観や機能が異なる場合があります。