効果を適用してカーソルを編集する

カーソル効果を追加して、録画内のカーソルを強調したり、非表示にしたりする方法を学びます。

このチュートリアルの内容:

カーソルのプロパティを編集する
カーソル効果を追加して編集する
カーソルを非表示にする

メモ: カーソルのプロパティの編集、効果の追加、カーソルの非表示は、Camtasia でキャプチャした画面録画 (TREC ファイル) に対してのみ可能です。例外として、「カーソルパスの作成」効果は TREC ファイルに適用できません。

カーソルのプロパティを編集する

カーソルのサイズや不透明度を調整します。

Camtasia の画面録画をタイムラインにドラッグします。
[プロパティ] ボタンをクリックして、プロパティパネルを表示します。
[カーソル] タブを選択します。
以下のカーソル設定をカスタマイズします。
- 倍率: スライダーをドラッグするか、パーセント値を入力して、カーソルのサイズを拡大縮小します。デフォルトは 225% です。
- 不透明度: スライダーをドラッグするか、パーセント値を入力して、カーソルの透明度を増減します。

カーソル効果を追加して編集する

カーソル効果を追加して、画面録画のすべてまたは一部の視認性を高め、注目させることができます。

Camtasia の画面録画をタイムラインにドラッグします。
[カーソル効果] タブをクリックします。
効果をタイムライン上のメディアにドラッグします。
必要に応じて、適用した効果を編集します。
- 表示時間を調整して、クリップの一部分だけカーソルを強調することができます。
  1. クリップの下部にある矢印をクリックすると、効果のトレイが開きます。
  2. 効果のハンドルをドラッグして、クリップ内での効果の開始と終了のタイミングを調整します。
- カーソル効果のプロパティを編集します。
  1. [プロパティ] ボタンをクリックして、プロパティパネルを表示します。
  2. [カーソル] タブを選択します。
  3. 設定をカスタマイズします。

メモ: カーソル効果を削除するには、タイムライン上のメディアで効果のトレイを開き、クリックして効果を選択して Delete キーを押します。

効果	説明とプロパティ
カーソルの色	カーソルの塗りつぶしやアウトラインを編集して、ブランドに合わせたり、画面のコンテンツから目立たせたりできます。
カーソルパスの作成	カーソルを追加して、アニメーションで画面上の任意の位置に移動できます。「カーソルとパスをカスタマイズする」を参照してください。
カーソルの影	カーソルが画面上に浮いているように見えるビジュアル効果を追加します。影の角度、オフセット (カーソルからの距離)、不透明度、ぼかしを調整できます。
カーソルスムージング	注意が散漫になるようなカーソルの動きを滑らかな線に変換します。「すばやくスムーズなカーソル移動」を参照してください。
スポットライト	画面の他の部分を暗くしたりぼかしたりして、カーソルに注目させます。以下のプロパティを調整して、効果をカスタマイズできます。色: スポットライト範囲以外の画面を暗くするために適用される色。サイズ: スポットライト範囲のサイズ。ソフトネス: スポットライト範囲のエッジのぼかし具合。彩度: スポットライト範囲以外の画面録画の色の濃さ。不透明度: スポットライト範囲以外の部分を暗くする色の透明度。ぼかし: スポットライト範囲以外の画面録画の鮮明さ。イーズイン: 効果の開始をアニメーションにしてスムーズに画面を切り替えます。イーズアウト: 効果の終了をアニメーションにしてスムーズに画面を切り替えます。
ハイライト	カーソルを見分けやすくして視聴者が追いかけられるようにするため、色の円を追加します。以下のプロパティを調整して、効果をカスタマイズできます。色: カーソルの周りのハイライトの色。不透明度: ハイライト色の透明度。サイズ: ハイライト範囲のサイズ。ソフトネス: ハイライト範囲のエッジのぼかし具合。イーズイン: 効果の開始をアニメーションにしてスムーズに画面を切り替えます。イーズアウト: 効果の終了をアニメーションにしてスムーズに画面を切り替えます。
拡大	カーソル範囲を拡大して詳細を表示します。以下のプロパティを調整して、効果をカスタマイズできます。色: カーソルの周りの拡大範囲の色。ズーム: 拡大の度合い。シャドウ: 拡大範囲の境界線の幅とぼかし具合。ソフトネス: 拡大範囲のエッジでの画面録画のぼかし具合。イーズイン: 効果の開始をアニメーションにしてスムーズに画面を切り替えます。イーズアウト: 効果の終了をアニメーションにしてスムーズに画面を切り替えます。